『SHIVER 横浜』出演決定!
ヒューストン・バレエ プリンシパル飯島望未インタビュー!
この夏『SHIVER 横浜(8月1日~2日開催)』に、ヒューストン・バレエ プリンシパル飯島望未さんの出演が決定! 2017年に『横浜バレエフェスティバル』に出演し、その可憐な舞いで会場を魅了した飯島さん。今回は『SHIVER 横浜』に登場し、ヒューストン・バレエ版『眠れる森の美女』第2幕よりヴァリエーションと、『グラン・パ・クラシック』よりヴァリエーションの二曲を披露します。間近に迫った公演を前に、飯島さんに本公演への意気込みをお聞きしました。
インタビュー:小野寺悦子
——2017年に横浜バレエフェスティバルに初登場し、八幡顕光さんとの初ペアで『アラジン』を、八幡さん、振付の遠藤康行さんと3人で『3 in Passacaglia』を踊っています。公演の手応え、想い出をお聞かせください。
アラジンは八幡さんのオリジナルキャラクターということもあり、演技もとてもナチュラルで助けられました。彼の安定感にすごく安心し、信頼して踊ることができました。
遠藤さんの『3 in Passacaglia』は非常に難しく、私にとってチャレンジングな作品でしたが、とても楽しかったです。
——2017年の横浜バレエフェスティバル出演直後、ヒューストン・バレエに再入団されています。この3年で新たに踊られた作品や想い出深いステージをお聞かせ下さい。
ヒューストンに戻ってすぐ『マイヤーリング』のミッツィー・カスパー役をいただきました。今まで経験したことのない妖艶な役だったので、難しかったけれど、幅が広がった気がします。
——昨年春、プリンシパルに昇進されました。ご自身の中で何か変わった点はありますか?
昇進してから自分の意識が変わり、より一層責任感が出たりと、自分に対して冷静に客観視するようになりました。
——今回『SHIVER 横浜』ではヒューストン・バレエ版の『眠れる森の美女』第2幕よりヴァリエーションと、『グラン・パ・クラシック』よりヴァリエーションを踊ります。プログラムにこの2作を選ばれた理由とは?
『眠れる森の美女』の2幕が好きというのが理由の一つ。3月に『眠れる森の美女』のデビューをするはずだったのですが、怪我のためできませんでした。
ヒューストン・バレエ版の『眠れる森の美女』は振付が少し変わっていて、コントロールがとても必要とされる作品です。私が15歳で初めてヒューストン・バレエのサマープログラムで踊ったソロが『眠れる森の美女』の2幕でした。 こんな時だからこそ初心を思い出し、好きなソロを踊りたいと思いました。
『グラン・パ・クラシック』はやはりフィジカル的にも大変なソロだし、おしゃれなので選びました。
——モデルとしても活躍するなど、ファッションアイコンとして注目される飯島さん。現在はCHANELのビューティーアンバサダーを務めていますが、どのような活動をされているのでしょう。活動の中で特に記憶に残っていること、反響が大きかったことといえば?
ビューティーアンバサダー就任以前の2017年にCHANELとViceのコラボ企画でCHANELのパフュームをイメージした作品を私がコンセプトを考えて振付けし、踊ったことがありますが、それは大きな反響をいただきました。
その後2018年よりcode coco watch(CHANELのアイコンウォッチ)のキャンペーンアンバサダーを、2019年度からビューティーアンバサダーを務めていて、主に雑誌やイベントなどで活動をしています。
——新型コロナウイルス感染症拡大により世界各地の劇場が閉鎖になっていますが、ヒューストン・バレエの動向はいかがですか? また舞台やリハーサルの休止中はどのように過ごしていましたか?
ヒューストンは今感染者がとても増えていて、いつシーズンが始まるのか目処が立っていません。今後どうなるか近々わかると思います。
ステイホームオーダーが出た時は、自宅でレッスンやトレーニングをしていました。モチベーションを保つのが大変でしたが、こんな時だからこそ自分の体と向き合える良い機会だと思いました。あとは普段できないことをしたり、趣味に没頭したりしていました。
——今回出演される『SHIVER 横浜』は客席が90席ほどという特別な空間が会場になります。観客の顔が見える空間で踊ることに対する緊張感や楽しみはありますか? お客様にメッセージをお願いします。
お客様との距離が近い分、感じてもらえるものも多いと思います。表情や脚や腕の動きを間近で観る機会はなかなかないですものね。
近距離でダンス、音楽、息づかいまでも肌で感じ、リラックスしてパフォーマンスを観ていただきたいです。こんな時期ですが、観に来て下さった方にはこの異空間を楽しんでもらえたらと思っています。
◆2017年インタビュー記事◆
飯島望未インタビュー
~横浜バレエフェスティバル初出演の意気込みと、ヒューストン・バレエ団復帰を語る〜
https://balletnavi.jp/article/pickup/20170510-3709/
【SHIVER2020 夏公演予定】
※各公演の上演時間は75分前後を予定しております。
◆ 7月31日(金)SHIVER横浜
(旧名称:横浜バレエフェスティバル2020前夜祭)
会場:The Hall Yokohama(90席)
開演:19:30
出演者:二山治雄・東真帆・高瀬譜希子・遠藤康行(進行・指導)・ジュンヌバレエYOKOHAMA
~完売~
◆ 8月1日(土)SHIVER横浜
会場:The Hall Yokohama(93席)
開演:昼公演 14:00 / 夜公演 19:00
出演者:二山治雄・東真帆・柳本雅寛・高瀬譜希子・飯島望未・中島映理子
https://ballenta.net/shiveryokohama
※キャストの変更がございます。↓こちらからご確認ください。
https://ballenta.net/shivercastnews200702
◆ 8月2日(日)SHIVER横浜
会場:The Hall Yokohama(93席)
開演:17:30
出演者:二山治雄・東真帆・柳本雅寛・高瀬譜希子・飯島望未
https://ballenta.net/shiveryokohama
※キャストの変更がございます。↓こちらからご確認ください。
https://ballenta.net/shivercastnews200702
~8月2日(日)のS席は、残り2席となっております。~
※どうぞお早めにお求めください。(2020年7月17日現在)
◆ 8月8日(土)・9日(日)SHIVER戸隠(長野県)
会場:佐藤健作戸隠稽古場(100席)
開演:8日(土)15:30 / 9日(日)13:30開演
出演者:小池ミモザ・二山治雄・東真帆・高瀬譜希子・佐藤健作(和太鼓)
https://ballenta.net/shivertogakushi
~8月8日(土)・8月9日(日)S席完売~
※A席は、両日とも引き続き販売いたしております。(2020年7月17日現在)
◆ 8月15日(土)SHIVER横浜
会場:The Hall Yokohama(93席)
開演:昼公演 14:00 / 夜公演 19:00
出演者:二山治雄・東真帆・柳本雅寛・高瀬譜希子・ 中島映理子
https://ballenta.net/shiveryokohama
※キャストの変更がございます。↓こちらからご確認ください。
https://ballenta.net/shivercastnews200702
◆ 8月17日(月)・18日(火)SHIVER京都
会場:ロームシアター・ノースホール(84席)
開演:17日(月)19:30 / 18日(火)19:00
出演者:米沢唯・木下嘉人・二山治雄・東真帆・高瀬譜希子・佐藤健作(和太鼓)
https://ballenta.net/shiverkyoto
各公演チケットについてはこちら
https://ballenta.net/ticket
投稿日: 2020 年 7 月 27 日
カテゴリ: インタビュー