シャープ、かつドラマティックな現代版「海賊」 / 	『くるみ割り人形』

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PICK UP!

「バレエを裏で支える人々」Vol.3
イベント写真撮影 株式会社フォトクリエイト
~ステージから楽屋裏まで。子どもたちのハレの瞬間を写真に残す~

「バレエを裏で支える人々」Vol.3は、バレエ公演や発表会、コンクールの撮影で活躍するカメラマンをクローズアップ。バレエの舞台撮影を手がける株式会社フォトクリエイトの松田咲輝さんとカメラマンの倉林稔さんにお話をお聞きしました。

 

 

御社の歴史と、主な活動を教えて下さい。

松田:創業は2002年。全国に約1600名のカメラマンを抱えており、スポーツをはじめ、教育やバレエをはじめとした文化系まで、さまざまなイベントにお邪魔して撮影を行っています。主な実績としては、東京マラソンの撮影を2007年の第一回開催から手がけているほか、2011年からのJALホノルルマラソン、2016年からのB.LEAGUE(Bリーグ)の撮影などがあります。2019年4月よりキタムラ・ホールディングスの子会社として「感動をカタチにしてすべての人へ」を理念のもと、人生における感動の瞬間を写真としてカタチに残し、皆様にお届けしていきたいと考えています。

 

バレエはどのような撮影が多いのでしょうか。

松田:バレエの撮影をはじめたのは2007年、発表会の撮影が最初のご依頼でした。以来お教室もどんどん増え、今では年間150件以上のステージに関わっています。撮影は発表会がメイン。基本的に舞台撮影で、そのほか舞台裏やポーズ写真の撮影も行っています。
最近では横浜バレエフェスティバル2019にも撮影に入らせていただき、2つの新聞社へ写真を掲載させていただきました。
一度撮影させていただいた先生はフォトチョイスを気に入っていただき翌年の発表会を撮影させていただくケースがほとんどです。

 

(C) 野田隆正

 

「横浜バレエフェスティバル2019」 菅井円加 二山治雄  (C)野田隆正

 

「横浜バレエフェスティバル2019」  菅井円加 二山治雄  (C)野田隆正

 

撮影写真の販売システムはどのようになっているのでしょうか? 御社独自のサービスなどありましたらお聞かせください。

松田:フォトチョイスという自社サイトを通してネット販売をしています。最近はネット販売される会社さんも増えましたが、日本で写真をネット販売したのは弊社が初めて。ネットでしたら好きな時に見ていただくこともできますし、遠くにいるお爺様やお婆様に直接ご購入いただくこともできます。実際に「遠くに住んでいて舞台を観に行けなかったので、こうして写真が購入できるのは嬉しい」という声をお客様からよくいただきます。

また、ネット販売の利点は、撮影から公開まで約一週間というスピード感と個々でご購入いただけるため集金等の取りまとめの必要がなく、先生の手間が省ける点です。一応販売期間は設けていますが、期限を過ぎてもご購入いただけるのも弊社ならではの大きな魅力となっています。
サーバーでの保管はコストがかかるため一定期間を過ぎると写真削除するところが大半ですが、弊社はサーバー上に半永久的に写真を保存しているので、例えばバレエ撮影をはじめた12年前の写真でもご要望があれば販売させていただいています。実際に震災でアルバムをなくしてしまったという方や、結婚式に子どもの頃の発表会の写真を使いたい、といったお問い合わせもありました。

 

 

カメラマンの倉林さんにお聞きします。バレエの撮影をはじめたきっかけは何だったのでしょう。

倉林:18歳のときアシスタントとしてついた師匠がバレエの撮影をしていて、一緒に現場に行く内に自分でも撮るようになりました。バレエ以外では、新体操や器械体操、チアダンスなどの撮影も多く手がけています。カメラマンになって30年が経ちますが、バレエの発表会は気を遣う部分も多く、一番緊張する撮影です。

 

バレエの舞台撮影で特に気を付けていることは何ですか?

倉林:客席で撮影するので、やはりシャッター音は気になります。カメラにカバーをかけたり、頭からすっぽり消音カバーをかぶって無音にするよう努めています。また自分が動くことで物音を立てないように、カメラを構えることでお客様が観えにくくならないように、というのも気を遣う部分です。

発表会の撮影では、いかにひとりひとりのいいところをきっちり残していくか、というのが重要な仕事になってきます。スポットライトがあたっている子どもだけでなく、舞台の端にいたり、列の後ろにいる子たちもいる。そういう子どもの写真を額に飾ったとき、主役に見えるように撮ることができれば今日の仕事は終わったなと思います。

ただ大勢出るような発表会の場合、どうしても死角になる子がでてきてしまいます。なかには緊張して後ろに隠れてしまったり、泣き出してしまう子もいる。そうなるとやはり撮影は難しいので、発表会によっては仮設スタジオをつくってポーズ写真を撮ることもあります。いずれにせよバレエの撮影は基本的に二名以上のカメラマンでお邪魔して、ひとりひとりのお子さんをカバーするようにしています。

 

(C) 倉林稔

 

(C) 倉林稔

 

ベテランカメラマンとして、後進の指導などもされるのでしょうか?

倉林:新人研修での指導も行っています。バレエの舞台というのは特殊な世界で、いくらスキルがあってもいきなり撮るのは難しい。研修でまず伝えるのは挨拶の部分です。舞台はいろいろな方が関わっているし、立ち入ってはいけない場所もあります。例えば舞台上で集合写真を撮るとき誰にどう声をかければいいか、経験がないとまずそこからわからない。それは僕も教わってきたことであり、後輩たちに引き継いでいけたらと思っています。

 

松田さんにお聞きします。先生やお客様からはどのような声が届いていますか?

松田:先生やお客様からの反響の中にはカメラマンの仕事を評価する声も多く、実際の声から一部ご紹介させていただきます。

「カメラマンさんでこんなに写真が変わるのかと驚きました。ポーズ写真を担当してくださった方がとても上手に子どもをアシストしてくれて、照れ屋な子どもからバッチリの笑顔を引き出して撮影してくれました。会場カメラマンの方もお若いのに挨拶から気持ち良く、うれしくなりました。ありがとうございました」

実際にご購入していただいたお客様からも任意のアンケートに答えていただいており、生徒や保護者の方の発表会への想いや、写真に対しての想いなどがこちらに届きます。
そのようなメッセージをご希望があれば先生にお渡しさせていただくこともございます。嬉しいお声が届く事が多いので、そういったお声は先生にとっても嬉しく、励みになると言ってくださいました。

 

 

今後のバレエ撮影の展望をお聞かせください。

先生やお客様のお声は私達やカメラマンにもとても嬉しく励みになっています。その嬉しいお声を残していけるよう、先生たちと一緒に、発表会を写真というカタチでこれからも届けていきたいと思います。
そのために今後はさらに多くの発表会の撮影ができるように力を入れていきます。
先生方はもちろん、業者さんなどバレエに関わる方々との関係を大切に、次に繋げていけたらと思っています。

 

どうもありがとうございました。


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株式会社フォトクリエイト
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