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PICK UP!

パリからローザンヌ2019ファイナルを見に行く

バレエナビ編集部でパリ在住の吉田智大が「ローザンヌ国際バレエコンクール2019」ファイナル鑑賞の旅行記をお伝えします。


2月8日夕方、パリ市内のメトロからローザンヌに向けて出発。メトロの駅に貼っているポスターがオペラ座の4月公演のものになっていました。パリ市内にはバレエ・ダンス公演のポスターが数多く貼っています。

 

パリ市内から空港まではメトロとRERという電車を乗り継ぎ、約1時間。18時半にフランスのシャルルドゴール空港発でスイスのジュネーブ空港まで約1時間のフライトです。東京から大阪までの距離感でした。
ジュネーブ空港からローザンヌまでは電車で1本です。空港と駅は繋がっていて、ものの2分位で駅の券売機までたどり着けました。券売機でLausanneまでのチケットを購入。27スイスフランでした。

 

ジュネーブ駅発午後8時32分発。ローザンヌ駅まで乗り換えなく1時間弱です。

 

ローザンヌ駅到着!
駅を出てすぐにタクシー乗り場があり、そこから5分で本日のホテルへ。夜10時前にチェックイン完了。ローザンヌはスイスの中でもフランス語圏なので、街中フランス語があふれていて、パリにいる時と変わらない感じです。

 

ローザンヌの宿泊ホテルでローザンヌトランスポートカードを無料で頂けました。これは市内ホテル宿泊者に提供され、有効期限内なら(私のケースだと3日間)市内公共交通全て無料。美術館の入場料割引などにも使えるそうです。お得ですね!

 

 

2月9日ローザンヌ現地時間朝10時です。日本との時差が8時間なので、現在日本は午後6時ですね。ローザンヌはあいにく小雨がぱらついています。現在気温は6度。調べてみると東京は1度。スイスの方が暖かいですね(笑)。不思議な感じです。

お勧めレストランを2014年ローザンヌ1位で現在オペラ座の二山治雄さんに伺うと、「当時はホテルと劇場の往復だけで、食事もホテル内で済ませていたのでスミマセン(笑)が全く知りません!」との事。失礼しました!出場の方は大変です。

 

ローザンヌ2012年1位の菅井円加さんに先程当時の食事について伺いました。
「私も二山くんと同じで劇場とホテルの往復でした。昼は会場だったと覚えています。最後の夜はバレエの先生や友達とレストランで最高のチーズフォンデュを食べました!」

 

ファイナル前の昼食はローザンヌ大聖堂からすぐのレストランでチーズフォンデュ。 スイス産の赤ワインも頂きました。本当においしかったのでお勧めです。

 

 

ローザンヌ大聖堂から劇場まで徒歩20分。午後2時劇場到着!少し坂が多かったですがスイスらしく山が見えたり、家の作りもスイスらしく、歩きもお勧めです。劇場周りには飲食店も見当たらず、宿泊は中心地の方が便利そうですね。

 

 

現地14時半、日本時間22時半からファイナルが始まります!日本人4名がファイナルに残ってます。
予定より遅れ、ようやくクラスが終わりました。客席から見ても分かる位舞台の傾斜が有りそうです。確かに見やすいですね。

 

クラシックとコンテの連続審査が終わり、30分の休憩です。劇場内が暑く、多くの皆さんがロビーに出て来て飲み物を飲んでいます。

 

日本では基本的に1階に審査員席がある場合が多いと思いますが、今回のローザンヌ国際バレエコンクールの審査員席は2階最前列でした。

 

ファイナルの結果が出ました。
1位はアメリカのMackenzie Brownさん。
日本人では
佐々木須弥奈さん(大阪府出身スイス留学中)が第3位・ベストスイス賞。

脇塚優さん(大阪府出身ハンガリー留学中)が4位。
住山美桜さん(東京都出身スイス留学中)が8位。
皆さん入賞おめでとうございます!そしてお疲れ様でした!!

 

 


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