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「SHIVERバレエコンサート2025」出演森岡恋インタビュー!

 

「SHIVERバレエコンサート2025」出演、森岡恋インタビュー!

インタビュー:バレエライター・森菜穂美(Naomi Mori)

 

谷桃子バレエ団のソリストとして活躍する新星、森岡恋さん。ロイヤル・バレエ・スクールで学び2023年に谷桃子バレエ団に入団し、話題を呼んだバレエ団のYouTubeでフィーチャーされて一躍注目を集めました。24年には『白鳥の湖』で主役にも抜擢され、視線を集めるキュートで華やかな魅力と、強いテクニックで人気急上昇中です。SHIVER公演に初参加の森岡さんにインタビューしました。

 


©️TETSUYA HANEDA/谷桃子バレエ団

 

 

ーー谷桃子バレエ団で森岡さんは、昨年の『白鳥の湖』での主演に続き、先日は『ドン・キホーテ』にも主演されて大成功を収められました。大きな舞台での全幕の主演、しかもソールドアウトの公演ということで、重圧もあったかと思いますが、この舞台を終えられてどのような思いがありますか?

 

今回の『ドン・キホーテ』でも多くの周りの方々に支えられて踊れることができていることを実感いたしました。YouTubeを通して多くの方にバレエ団を、そして私を知っていただき様々な意見も見受けられましたが、多くのファンの皆さまの温かい応援により乗り切ることができたと感じます。

 

 

ーー『ドン・キホーテ』のキトリ役はドルシネアとの演じ分けもあり、テクニックももちろんですが、演技力も発揮するところがあり、体力的にもとても大変な作品だったと思います。ご自身の役にするためにどのような点に注意し、工夫されましたか?

 

色んなカンパニーによって演技の色だったり、その違いを今はYouTubeなどで見ることができる時代ですが、歴史のあるバレエ団の受け継がれてきたもの、この『ドンキ』における谷らしさとはなんだろう?と頭に抱きながら役と向き合うことを意識しました。

全幕における体力はアメリカでのツアー経験も活き、それほど苦ではなかったのですが、連日のリハーサル、また別日では他の役もいただいていたので継続的な体力という面では今回とても大変でした。

 

 

ーー『白鳥の湖』では平田桃子さん、『ラ・バヤデール』や『ドン・キホーテ』では倉永美沙さんと世界のトップで活躍するバレリーナがゲスト出演していました。倉永さんをフィーチャーしたYouTubeを見たら、森岡さんが倉永さんの踊るところを一生懸命ご覧になっているところが印象的でした。このような方々からはどのような刺激を受けられましたか?

 

バレエ団のプリンシパル、永橋あゆみさんもそうですが、やっぱりプリンシパルというバレエ団の看板を背負っている方はリハーサルから良い意味でゆとりや遊びがあるなと感じながらリハーサルを見ていました。

正確なポジションであることはもちろん、足を一歩出すだけでニュアンスを変えられていたり、周りとの兼ね合いや間の取り方すべてが私にとって学びの時間でした。

 


©️TETSUYA HANEDA

 

 

ーー谷桃子バレエ団のYouTubeでフィーチャーされたことで、森岡さんは大きな注目を浴びることになりました。今見たら100万回も再生されていました!YouTubeで日常を見せることについて、いろいろと戸惑いもあったと思いますが、それを乗り越えて、谷桃子バレエ団の中でも高い知名度のあるダンサーの一人になられました。なかなか他にはない経験をされて、今の心境はいかがでしょうか?

 

私が入団した年にちょうどリニューアルされたYouTube。どんなふうに映し出されるかもわからず、バレエに復帰して1年も経っていなかった頃で、様々な意見が飛び交うことで最初は悩むことも多かったです。現在入団3年目に入りましたが、今ではこのおかげでたくさんの方に名前を知っていただけて、多くの方に応援していただけて想像もつかなかった未来になっていて、人生何が起こるかわからないなと思いました。

 

 

ーー谷桃子バレエ団の公演では、出演していないダンサーの方々がロビーにいらしてファンとの交流をされることがあり、お客様とダンサーの距離が近い感じがしますし、またYouTubeで拝見しているので親しみを感じる部分があります。みなさんが応援したい気持ちになっていますが、実際ファンの方と接してどう感じられていますか?

 

お手紙やDM等、たくさんいただくのですが全てにお返事をすることが出来ないので、実際にお会いすることで直接お礼をお伝えできたり、また初めてバレエを観にきましたと伝えてくださる方も多く、いつも嬉しい気持ちで胸がいっぱいになります。

 

 

ーー今回は名古屋と福岡でのSHIVER公演に初めてご出演されます。SHIVER公演は、客席数が少なめの中規模の会場で、お客様との距離が近い中、クラスレッスンの様子も見せたり、トークがあったりするなど、他にはないタイプのパフォーマンスです。今までも会場が小さめの東京タワーでの公演に出演されたり、学校公演で踊られることもあったりといろんな舞台で踊られてきたと思いますが、この公演に出演される意気込みと期待について教えてください。

 

今回、バレエダンサーになってからは初めて名古屋で踊らせていただきます。

東京タワー公演や学校公演では観ている方との距離も近く、その時の反応を舞台上から見られる貴重な機会であると感じています。

良いパフォーマンスをお届けできるよう、精一杯頑張りたいと思っています。

 

 

ーー森岡さんは、ダンサーとしてのご自身の長所、それからこれからもっと身につけていきたいところは何だと思われていますか?どんなダンサーを目指していきたいですか?
そして今後踊りたい役があったら教えてください。

 

自分で思う長所は、踊ることが本当に好きなことだと思います。もともとテクニックは強くなく、この動きは自信が持てる!というのは数少ないのですが、これからも強化することを課題にするとともに、作品への意図を汲み取り物語を紡いでいけるダンサーになりたいです。

ジュリエットやシンデレラ、ジゼルをいつか踊ってみたいです。

 

 

ーー森岡さんが思う谷桃子バレエ団の良さ、魅力はどんなところにありますか?

 

なによりも想いが強いところだと思います。そしてそれぞれに個性があるところ。老舗のバレエ団が新しいことにどんどん挑戦していくところです。

 

 

ーーSHIVER公演は、バレエダンサーを目指す若い方がたくさん観に来ている公演です。森岡さんに憧れている方もたくさんいると思います。これからプロのダンサーを目指す若い人たちへのメッセージやアドバイスがあったら教えてください。

 

時には不安になったり、辛い時もあると思うけど、恐れずに何事もチャレンジしてみて欲しいです。いつかあの時こうだったなって思える日が来るから。私もそう胸に留めながら日々模索しています。

 

 

ーー多忙な毎日の中の息抜きやリラックス方法を教えてください。

休みの時はたくさん寝ること。そして自分がこれがしたい!これが食べたい!と思うものを、自分へのご褒美として大切にしています。

 

 

【公演情報】

 

SHIVERバレエコンサート2025

[福岡公演]8月6日(水) 18:00開演(17:00開場)

会場:福岡市民ホール 中ホール

出演:小池ミモザ、木村優里、水友香里、森岡恋、渡邊峻郁、佐々木嶺

[名古屋公演]8月8日(金) 18:00開演(17:00開場)

会場:Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

出演:小池ミモザ、加瀬栞、木村優里、水友香里、森岡恋、渡邊峻郁、二山治雄、ロレンツォ・トロセッロ

 

※両公演とも、18:00からYBCバレエコンクール上位入賞者によるエキシビション、19:00頃からプロダンサーの出演となります。

詳細はこちら↓

SHIVERバレエコンサート2025 公式サイト

チケット好評発売中

 

芸術監督:遠藤康行
プロデューサー:吉田智大