【PICKUPについて】

このコーナーはバレエナビが取材させて頂いたホットな話題を取り上げております。
バレエやダンスに関する人・商品・サービス・イベント・公演など取り上げさせて頂く話題は多岐にわたります。
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PICK UP!

Noismと新潟を楽しもう!(新潟1泊2日旅行記)

2012年12月6日(木曜日)、バレエナビは「そうだ新潟に行ってみよう!」という事でNoismの本拠地りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館に1泊2日の日程で行ってみる事にしました。県外からNoismを観に新潟に遊びに行かれる際のご参考になれば幸いです。

2012年12月6日(木曜日):9:34 JR上野駅から上越新幹線、Maxとき315号で出発。

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今回乗車した新幹線は全車両2階建て。2階からはとても見晴らしが良く、席が選べる場合はお勧めです。

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乗車してすぐ、「日本海側は低気圧の影響で大荒れ。電車の遅れが予想されます」という車内放送がありました。上野を出発し、大宮を過ぎても空は青く晴れ渡っており、本当かな?と思っていたのですが、上野を出て1時間位、長いトンネルを抜けるとそこは雪国の様相でした。

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新潟市内に入ると風が強くなった為、速度を落としての運転となり、電車は定刻11:31到着から少し遅れて新潟駅に到着。東京に比べて肌寒い感じではありましたが、風も思っていたほど強くなく、ひと安心。

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新潟到着早々、駅構内でさっと済ませられる昼ごはんを物色し、決めたのがここです。

(にいがた健康寿司 海鮮家)
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日替わりすしランチが700円と首都圏ではちょっとお目にかかれない価格にも関わらず、寿司10貫に付け合せ、さらに甘エビの殻の出汁が効いたお味噌汁もついてボリュームもお味も納得の内容。

昼食を済ませた後、新潟駅の万代口の方に降りるとすぐ目の前はバスターミナル。
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案内板もわかりやすく、目的の路線を直ぐに見つけられます。
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JR新潟駅からバスでりゅーとぴあに行くには3ルートあり、出発時間に応じて選ぶと良いと思います。筆者は13番のりばから乗車し、白山公園前で下車というルートを選びました。

<JR新潟駅からバスでりゅーとぴあに行く方法>

13番のりば:「白山公園前」下車徒歩3分
10番のりば:「陸上競技場前」下車徒歩5分
8番のりば:「市役所前下車」下車徒歩7分

新潟駅でバスに乗って10分位で信濃川を渡り、白山公園前のバス停に到着。

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すぐに白山神社の鳥居が見えますが、りゅーとぴあに行くには大通りをバス停から見て鳥居とは逆方向に歩いて行きます。2-3分歩くとガラス張りの会館が見えてきます。

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りゅーとぴあの中は日差しが差し込み、とても開放的で暖かく、外は曇り空なのにこの雰囲気。

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入り口すぐのところでは、”篠山紀信が撮るNoism”という写真展が開催中。

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2004年からNoismの写真を撮り続けているという篠山さんの写真の数々は写真そのものが訴えてくるものもさることながら、ダンサー達との信頼関係も感じられる素晴らしい内容でした。

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(この写真展は2013年1月14日まで開催されているそうです。)

りゅーとぴあの最上階にはカフェスペースの外に屋上庭園があります。この日はあいにくの強風で外に出られなかったのですが、通常時は外に出て歩く事もでき、Noismのスタッフの方々はここでお弁当を食べたりされるそうです。

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(奥に見える川は信濃川です)

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Noismのスタッフの方にパネルを見ながら次回の公演などについて説明をしていただいた後、りゅーとぴあを後にしたのが午後3時。りゅーとぴあのすぐ横の洋館が気になり、訪問してみました。

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この建物は”新潟県政記念館”といい、明治初期に建てられた旧県会議事堂です。国の重要文化財に指定されているこの建物は入館無料。静かな館内に居ると、タイムスリップした感覚にとらわれます。

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自由に席に座っても良いとの事でしたので、思い切って議長席に着席。

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なんだか気持ち良かったです(笑)。議長席の横には大きな振り子の古時計があり、ボーンボーンとゆったり時を知らせてくれます。新潟県政記念館を出てすぐ、白山神社の鳥居の向かい側は上古町という新旧様々なお店が軒を連ねる商店街。地元の方に伺ったところ、一昔前は典型的なシャッター街だったものの、ここにきて若いオーナーの出店などで活性化。古さと新しさがミックスした場所に生まれ変わったそうです。

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そんな商店街の中、ひときわ雰囲気があったお店がこちら。

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この古町糀製造所というお店では糀を使った飲み物から話題の塩糀まで購入できます。ここ、新潟が本店で、東京・自由が丘などにも支店があるそうです。

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暖かい暖房と温かい糀ドリンクで寒さも和らぎました。この糀ドリンク、甘酒のアルコール感を無くし、さらにすっきりと飲みやすくした感じでどなたでも楽しめる飲み物だと思います。

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この上古町の商店街を抜けるとそのまま古町マンガストリートに。ここは新潟県出身のマンガ家・水島新司作「ドカベン」の像がたくさん並んでおり、ファンの方にとっては必見のスポットです。新潟市内は区画整理がしっかりしていて、初めてでも歩きやすかったです。夕食は新潟在住の知人が案内してくれた、新潟駅から徒歩5分位の「旬魚酒菜 五郎 万代店」。地魚が豊富で、刺身はどれも新鮮。特に地物の寒ぶりの刺身は絶品!おいしい地元の日本酒も揃っていて新潟を堪能できました。

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知人と筆者、男性2人という事もあり、その後の2次会は「旬魚酒菜 五郎 万代店」から歩いて30秒位のホルモン焼き屋さん、「大東園」へ。非常に観光客がふらっと入りにくい雰囲気のお店なのですが、思い切って暖簾をくぐると、70歳台のおばあちゃんとその娘さんが切り盛りする昭和の雰囲気漂う味のある店内。とってもおいしい大衆焼肉屋さんでした。(このお店、味は抜群でお店の方のおしゃべりも抜群なのですが、女性の方で煙のにおいが洋服につくのが気になるという方はコートなどはビニール袋に入れておかれると良いと思います)

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(写真は翌朝撮影したものです)

夜12時位まで楽しい時間を過ごし、その後は新潟駅前のホテル、東急インで深い眠りにつきました。

2012年12月7日金曜日:お土産を買いに駅周辺を散策するとスーパーを発見。

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このLavela万代、地下1階が食品売り場になっています。そこで店員さんにオススメを聞き、新潟でしか売っていない柿の種や地元の日本酒を購入。少し寝坊してしまったので慌てていたのですが、なんとかお土産も購入できてひと安心。
昼には新潟を出なくてはならなかったので、そのまま急いで新潟駅へ。昼ごはんを食べられる場所を新潟駅構内で探したところ、またまたおいしそうなお店が。

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魚沼コシヒカリを使ったおにぎりを堪能できました。昼に新潟に到着して翌日昼に新潟を出るという慌しい旅行でしたが、この旅をきっかけに”新潟”を身近に感じられるようになりました。旅行会社から新幹線とホテルの宿泊がパッケージになった割安なツアーも数多く販売されています。

みなさまもぜひ新潟に遊びに行ってみてください!


Noismはこちら


りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館はこちら

取材・写真・文:バレエナビ編集部吉田智大
取材日:2012年12月6日・7日